


この世界で印刷技術がもし存在しなかったらどうなっていたでしょうか。きっと、世界は混乱に満ちるでしょう。人類の弱点の一つに相手が何を考えているかについて即座に理解する手段はないということがあります。
それを、補うため、言葉だったり文字だったりを人類は発展させてきました。しかし、人口が増加するにつれて一つの内容を大勢の人に伝える必要が出てきました。
もちろん、口伝えならば要件が途中から変わっていく可能性があります。そこで、印刷という手段が生まれました。
中世のイギリスで生まれ、最初は聖書などの書物を刷るために使われました。この技術により全世界の人々が必要な情報を取得することができ意思の疎通が円滑に行えるようになりました。

私は町工場の親父です。40年の間現役でした。業種は印刷関連です。なぜ、その仕事を選んだかという話を今回したいと思います。
戦後、世相は暗く打ちひしがれていました。私は、生来楽観的な性格のためできるだけ明るく生きようとしていました。
しかし、お金がなく生活に不安があれば必然的に人間は暗くなっていきます。そこで、お金を得られて、皆を楽しませることができる職業を考えた結果、今の職業に辿り着いたわけです。
あの暗い時代を少しでも明るくするために、仕事に打ち込みました。
おかげさまで商売繁盛し、家族を持つことができました。
印刷工場で働いた経験は何よりも私の人生に希望の光を灯してくれました。ほんとうに感謝の一言です。
仕事をするにあたり私が心がけている点は少しのことにも手を抜かないということです。業務を始める前に、自分が今からやることをまとめ、それをチェックするシートを制作します。
それを上司に確認してもらい、方針についての認識合わせを完了します。それによりミスを防ぐことができ、無駄な工数を省くことができます。
あと、遅れそうなときは前もって報告するということです。こうすることで、円滑に業務を遂行させることができます。
印刷物に関しても、机の上に置くようなことはせずできるだけ引き出しにしまうかシュレッダーにかけるようにします。
こうすることで、情報漏えいのリスクが少なくなるでしょう。また、社内で使用する資料を印刷する際は白黒のほうが経費節減ができいいかもしれませんね。